棘皮動物黄色ナマコ
水族館アクアスで体が黄色のナマコが展示されています。
漁師が江津港内で捕まえ、連絡を受けたアクアス職員が持ち帰りました。
体長は約20センチ。
通常の赤褐色や珍しい白色の個体と一緒に飼育されています。
魚類展示課の石川亮太さんは「色素異常が生じたと考えられ、見た記憶がない。なかなか見ることができないので、他のナマコと比べながら見てほしい」と話してくれました。
ナマコは、ウニやヒトデが属する棘皮動物の仲間です。
体色は生息エリアによって違いがあり、外洋の岩礁や砂帯では赤褐色、内湾では青緑色になるといいます。
まれに白色は見つかるものの、黄色は珍しく貴重です。